兵庫県香美町では27日、日本海の雄大な景観を楽しみながら海岸沿いを走るマラソン大会が行われ、京阪神などから多くのランナーが参加しました。
香美町の香住漁港では、午前9時、「香住・ジオパークフルマラソン大会」に参加するランナーおよそ2400人が一斉にスタート。
東は京丹後市から西は鳥取市まで広がる山陰海岸ジオパークは美しいリアス式海岸などその貴重な地形から2010年にユネスコ世界ジオパークに認定されました。
このマラソン大会は、ジオパークの魅力を多くの人に感じてもらおうと全国からランナーを募集して行われ2019年で6回目を迎えます。
コースはフルマラソンのほかに、およそ33キロ、10キロ、5キロの4つがあり、中には、コスプレをしながらマラソンを楽しむランナーの姿もありました。
小雨の降る肌寒いスタートとなりましたが、後半は天候も回復し、ランナーたちは美しい海岸線を駆け抜けていました。
香美町は、これからも地元の良さを発信していく活動を続けていきたいとしています。