日本海の冬の味覚・マツバガニなどの水産物の安定供給について漁業関係者などが話し合う意見交換会が9月12日、兵庫県香美町で行われました。
但馬地域などでは雄のズワイガニをマツバガニとしてブランド化。 兵庫県が全国トップクラスの漁獲量を誇ります。
今回で3回目となる会議には地元の漁業組合や観光協会などからおよそ20人が参加。
マツバガニ漁は11月から3月までと漁の期間が決まっていて、国が漁獲できる量を決め各県に割り振っているものの、2018年の鳥取県では解禁直後から豊漁が続いたため12月末までにその大半を水揚げしてしまい、その後の供給に支障が出たということです。
この影響で、兵庫県内でも観光客のキャンセルなどが相次いだということで、12日の会議ではマツバガニのシーズンを通しての安定供給やブランド力を高めていく方法などが話し合われました。
2019年の漁獲可能量は10月上旬に発表される予定で、マツバガニの漁は11月6日に解禁されます。