香美町の海水浴場では子どもたちを対象に地元で獲れる魚について学ぶイベントが行われました。
兵庫県香美町の佐津海水浴場で行われたこのイベントは漁業関係者らが結成した「香美町とと活隊」などが町民に魚に親しんでもらい消費量を増やそうと実施したものです。
新型コロナウイルスの影響で2020年4月以降、活動を自粛していた香美町とと活隊にとっておよそ3カ月ぶりとなった今回のイベント。
子どもたちやその家族などおよそ40人が参加し香美町で獲れる主な魚について説明を受けたりサザエ釣りに挑戦したりするなどして楽しみながら地元の海の魅力について学びました。
香美町とと活隊の和田耕治さんは「魚離れを防ぐために魚に親しんでもらって どんどん魚を好きになってもらうのが一つの大きな目的。香美町にぜひ来ていただいて魚をたくさん食べていただきたいと思ってます」と話しました。
香美町とと活隊は依頼があれば徐々にPR活動を再開したいとしています。
ひとこと
海が近い地域ならではの活動だと思う。近年は魚を好まない子供も多い。でも海で直接魚に触れることで魚を好きになるだけでなく、地元の自然の魅力を改めて感じる機会になるのではと感じた。