昭和基地に観測隊員や物資を運ぶ南極観測船「しらせ」が6年ぶりに神戸に入港し、歓迎セレモニーが行われました。世界最強の砕氷能力を持つと言われる大きな船体。新港第4突堤に入港したのは、南極観測船「しらせ」です。
この船は、観測隊員や物資の輸送や海洋観測を行うもので、6年ぶりに神戸に寄港し、自衛隊や神戸市の関係者らが出迎えました。
入港初日のこの日は、報道関係者などに向けた船の内部の見学会が開かれ、進む方向を決め船を動かす艦橋や、海から基地に人員や物資を運ぶヘリの格納庫、およそ80人の観測隊員が集まり会議や食事を行う部屋などが公開されました。「しらせ」は今月25日まで新港第4突堤に停泊し、11月下旬ごろに南極に出航するということです。