7月19日(土)、いよいよ「水産業を学ぼう!\ちょっとすごい/海の自由研究ツアー in 姫路」開催日となりました。
お天気にも恵まれて、兵庫県内の小学5・6年生が元気に集まってくれました。
姫路駅を出発し、まずは妻鹿漁港へ。
姫路まえどれ市場内でさかなのおにいさん かわちゃんと一緒に自己紹介や簡単なゲームを行い、ツアーメンバーと打ち解けたうえで、坊勢島へ出発!
船の中では、坊勢に関する予備知識を動画で学び、講師の坊勢漁協上田さんにお話を伺ったあと、定置網漁業を見学しました。
定置網の中には、豆アジやタイ、アカエイなど、たくさんの魚が入っていました!
獲れたばかりの生き物たちをタッチプールで観察したあとは、新鮮な魚を試食。「弾力がスゴイ!美味しい」との感想があがりました。
他にも、吉備国際大学の堀先生と船上から溶存酸素や水温などを測定する機材をおろして、海の環境についても調べました。
次に向かったのは中間育成場。
卵から稚魚になるまでの、いちばん弱い時期を人の手で守り、そのあと自然の海に放流して、成長したものを漁獲する栽培漁業について学びました。
稚魚をいけすなどで飼育し、食べられる大きさまで育てる「養殖」とは異なることも知ることができました。
瀬戸内海の海の幸が多く入ったお弁当を食べたあとは、坊勢海水浴場で自然観察会を実施。
ハク(ボラの稚魚)・クサフグ・アサリなどを見つけて、「かわちゃん」に報告してくれました。
最後に、中間育成場で育てられたヒラメを海へ放流したあと、鮮魚集荷場と製氷冷蔵施設へ向かいました。
鮮魚集荷場では、漁師さんたちが獲ってきた魚をサイズごとに分けたり、値段をつけたりし、製氷冷蔵施設で作られた氷で冷やしながら、新鮮なまま魚を届ける工夫が行われていることを学びました。
ここまでを終えて妻鹿漁港へ戻り、最後に兵庫県漁連水産加工センターを見学。
徹底された衛生管理のもと、誰もが料理しやすく食べやすい水産加工品づくりによって、魚食の推進に取り組んでいることなどを学びました。
ホテルへ戻っての夕食はBBQ!
坊勢産のヒイカの煮つけや銀姫サーモンのオリーブオイル焼きなど、魅力的な海の幸を味わいました。
夜は堀先生の授業で、本日の学びをふり返って1日を締めくくりました。