レポート
2025.07.22

水産業を学ぼう!\ちょっとスゴイ!/海の自由研究ツアーin姫路 その2

7月20日(日)、「水産業を学ぼう!\ちょっとスゴイ/海の自由研究ツアー in 姫路」2日目が始まりました。

日々の食事で何気なく食べている水産物は、どのようにして食卓まで届けられるのか、水産業に関わる人たちはどんな工夫をしているのか、ツアーに参加した兵庫県内の小学5・6年生が楽しく学びを進めます。

ツアー1日目には、漁業の現場や中間育成場、鮮魚集荷場や製氷冷蔵施設、加工センターなどを辿っていきました。

2日目は、水産物が家庭に届くまでの最後のステップである小売り店を訪れます。そして、ツアーのまとめとして、2日間で学んだことをよりたくさんの人に知ってもらえるように、参加者たちがおすすめするオリジナル学習ツアープランを開発します。

まずは、吉備国際大学 堀先生の授業からスタート。かいぼりや海底耕耘といった海の栄養を増やす活動について、そして昨日訪れた坊勢島などで行われる、ガザミの保護活動や産卵礁の設置など、資源保護活動について学びました。

その後、ショッピングモール「アリオ加古川」に向かい、昨日訪れた水産加工センターの商品が並ぶ「漁連の魚屋」を訪問。このあとに行う「漁連の魚屋」店頭用POP制作のために、それぞれが気になる商品を選びます。

ここで一旦、昼食タイム!兵庫県の名産「のり」と坊勢の海の幸をつかった、9mのジャンボ巻きずしづくりに挑戦しました!

兵庫県漁連 西本さん、山村さんに教えていただきながら、20名の参加者たちが横一列に並び、息を合わせて巻いていきます!

具材には、坊勢産の銀姫サーモンなどを使用。また、昨日見学させていただいた定置網漁でとれた「豆アジ」を使って、「漁連の魚屋」の店長 荒巻さんが南蛮漬けを作ってくださいました。

食事のあとは販売体験を実施。「漁連の魚屋」の店頭で「豆アジの南蛮漬け」の美味しい味を思い出しながら、お客さんにレシピを紹介しました。また、「漁連の魚屋」で選んだ水産加工品をお客さんにPRするPOPの制作にも挑戦!完成したPOPは、実際に店頭に飾っていただきます!

そんな中、さかなのおにいさん かわちゃんも兵庫県でとれる水産物の絵を沢山描いた横断幕を制作!こちらも「漁連の魚屋」の店頭で見ることができます!

そしてツアー最後のまとめへ。2日間学んだことをよりたくさんの人に知ってもらえるように、班ごとに分かれてオリジナル学習ツアープランを企画します。まずは今回のツアーを振り返って、学んだ重要ポイントを班のみんなで協力してポストイットに書き出します。そして、もっと学びたいと思ったこと、友達や家族にも体験してほしいと思ったことを話し合い、4時間で体験できるツアープランを開発!なんと、良いプランができたら実際のツアーとして開催されるという、とても実践的なまとめとなりました!

2日間で沢山のことを学び、模造紙にはポストイットが沢山貼られていきました。印象に残ったことが多い中、4時間で体験できるプランを企画するために班の中で意見が飛び交い、ツアーのタイトル、そのツアーにした理由、ツアーをPRするイラストを書いて完成!

最後に発表を行い、全体監修 堀先生、兵庫県漁連  西本さんよりフィードバックをいただきました。

みなさんがいつもお家で食べている魚介類や魚をつかったお料理が、どのような過程を経て食卓にたどり着くのか、そしてどのような工夫が行われているのか、このツアーを通して学んだ背景を、今後は家族、お友達などに共有して、みんなで海の未来を考えていきましょう!

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