豊岡市内の小学校では、児童に地元でとれた「セコガニ」が給食でふるまわれました。 豊岡市立港西小学校では、全校生徒56人に、解禁を迎えたばかりの「セコガニ」が給食として配られました。セコガニはズワイガニの雌で、身は小さい代わりに、卵の濃厚な味が楽しめると人気のカニです。但馬漁協・津居山支所は、地元の小学生らにふるさとで取れた海の幸を味わってもらおうと、毎年、この時期にセコガニを給食に提供していて、14日は、港西小学校や城崎小学校など4つの小学校で実施されました。 児童たちは、器用な手つきでセコガニの殻をむき、内子と呼ばれる卵を取り出して、この時期ならではの味覚を楽しんでいました。 中には、カレーとセコガニの卵や身をあわせ、シーフードカレーを作るグルメな児童もいました。 このセコガニ給食は、15日も出石地区など3つの小学校で実施され、2日間で637匹のセコガニが提供されるということです。