冷たい潮風がおいしさを育む生ワカメの天日干し作業が、淡路市の海岸で始まっています。日差しを浴びながら、潮風になびく黒色のカーテン。これは、淡路市塩尾の海岸で行われている生ワカメの天日干し作業です。 漁の仕事が少なくなる冬場の漁師の副業として始まったとされ、この漁港周辺では、7軒ほどが取り組んでいます。水揚げしたワカメをロープに吊るし寒風にさらした後、冷たい海水で洗い、さらに数日干すと、茶褐色だったワカメが黒みを帯びた干しワカメへと姿を変えていきます。このワカメの天日干し作業は、3月末ごろまで続き、島内や京阪神に出荷される予定です。