川崎重工神戸工場で5万5000トンの貨物を運ぶことができるばら積み運搬船の進水式が行われました。神戸市中央区にある川崎重工神戸工場で行われた進水式には、市民や関係者などおよそ3600人が参列。くす玉が割れ船が海に滑り込むと歓声が上がりました。「アミスネイチャー」と命名されたばら積運搬船は、リベリア船籍で全長189メートル幅およそ32メートル載貨重量5万5000トン。穀物や石炭などの輸送用に建造され、船体には4基のクレーンを備え、専用の設備がない港でも貨物の積みおろしができるということです。「アミスネイチャー」は試運転などを経て今年8月に完成する予定です。