日本海の冬の味覚マツバガニの漁が解禁を迎え、兵庫県香美町の柴山漁港で行われた初競りでは1匹100万円以上の値が付きました。
雄のズワイガニ「マツバガニ」の漁が解禁を迎え、日本海側では午前0時の解禁に合わせ一斉に漁を始めた漁船が港に戻り、水揚げに追われました。
香美町の柴山漁港でも、朝まで漁をした漁船からマツバガニが次々と水揚げされ、午後から今シーズン初の競りが行われました。
6日は初競りに間に合うよう比較的近場で漁をした影響もあり、水揚げ量は少なめだそうですが、ご祝儀相場もあり柴山漁港の最高値は一匹108万8880円、2番目が100万円ちょうどと、2匹のマツバガニが100万円を超えました。
また、柴山漁港では、初競りに合わせて「初せりまつり」が行われていて、セコガニを使った「セコ汁」300杯が200円で販売され、訪れた観光客は解禁されたばかりの冬の味覚を楽しんでいました。
セコガニの漁は来月末まで、マツバガニの漁は来年3月20日まで行われ、京阪神を中心に出荷されるということです。