春の訪れを告げるイカナゴのシンコ漁が大阪湾や播磨灘などで26日解禁され、明石市の林崎漁港でも早速水揚げが始まりました。 漁が解禁された明石海峡周辺では、早朝から多くの漁船が集まり網入れを行いました。漁は2隻の船が海面から10メートルほどを網で引き、体長3センチから5センチほどのシンコを次々と水揚げ。一方で漁獲量は、極端に少なかった去年に続きことしも不漁が見込まれています。26日の競りでは、およそ25キロの1籠に4万5800円と平年並みの初値が付きました。水揚げされたばかりのシンコが届いた魚の棚商店街では、解禁を待ちわびた買い物客らが集まり、今朝は1キロ2200円から2300円ほどで販売されていました。 イカナゴのシンコ漁は4月下旬ごろまで続く予定です。