花火大会を観覧するためのプレジャーボートが防波堤に衝突する事故を防ごうと、神戸海上保安部は19日、夜間航行体験を実施しました。
神戸海上保安部の管内では7月15日、漁港に入港する船が防波堤に衝突する事故が発生したほか、2016年と2012年に、花火大会を観覧するためのプレジャーボートが防波堤に衝突する事故が起きています。
今回、日没後に海上で他の船や防波堤がどのように見えるかを乗船して取材しました。 おととしの事故現場は、300メートルほどの距離でも防波堤の消波ブロックの存在が確認できないことが分かります。 また、6年前に事故が起きた現場では堤防の端を示す緑の明かりが街の明かりと重なって境界が非常に分かりにくくなっています。 神戸海上保安部では、花火大会の日に船から花火を観覧するのを自粛するよう呼び掛けています。