巨大な綱を引き合い、「大漁」か「豊作」を占う伝統行事「永禄の大綱曳」が8月14日、兵庫県南あわじ市で行われました。
この「永禄の大綱曳」は、1560年(永禄3年)の大飢饉をきっかけに始まったとされ、戦時中に一度途絶えたものの地元の有志らが22年前に復活させました。 綱の長さは、およそ100メートル。 東側が勝てば「豊作」や「商売繁盛」、西側が勝てば「大漁」になるといわれています。 厳しい暑さとなる中、ねじり鉢巻きにふんどし姿の男達が、水をかぶりながら力いっぱいに綱を引いていました。
結果は、「商売繁盛・豊作」の東側が勝利。 参加者たちは、胴上げをするなどして喜びを分かち合っていました。