秋の訪れを告げるベニズワイガニの初競りが兵庫県香美町の漁港で行われ、最高値は過去最高に並ぶ1匹6万円の値が付きました。
午前6時30分。 兵庫県香美町の香住漁港で始まったのはベニズワイガニの初競りです。 関西では香住漁港でのみ水揚げされるため、「香住ガニ」とも呼ばれています。 ベニズワイガニ漁は今月1日に解禁。
3日夕方には、台風の接近で予定より早く帰港した漁船が次々と水揚げしたカニを降ろしていました。 4日朝並んだベニズワイガニは例年よりやや少なめですが、最高値は去年に続く過去最高の1匹6万円。
最高値を付けたのは、金色に輝く幻のカニとして「黄金ガニ」と呼ばれているものでした。 香住漁港では、9月15日に香住ガニの早食い大会などが予定されています。