機雷の除去を主な任務とする海上自衛隊の掃海艦が神戸市内に入港し、31日からの一般公開を前に報道陣らに公開されました。
午後2時、就役後初めて阪神基地隊に入港した海上自衛隊の掃海艦「あわじ」。その後行われた歓迎セレモニーでは、阪神基地隊の西司令が「最新鋭のあわじと勤務する自衛隊員に触れて理解を深めてほしい」とあいさつしました。
ソーナーなどで機雷を感知・除去する装備が搭載された掃海艦「あわじ」中でも注目は、海底にある機雷を発見し誘爆させる装備で、海上自衛隊では初となる最新鋭の装備が搭載されています。
31日からの一般公開では、海面上にある機雷を射撃処分する機関砲や操縦を行う艦橋が見学できるほか、同時に停泊している掃海艇「つなしま」の船内にも入れます。
一般公開は4月1日まで行われ、来月2日に淡路島の津名港に向け出航する予定です。