海の資源を守る栽培漁業について学んでもらおうと、淡路市で小学生がヒラメの放流を体験しました。
淡路市の塩田漁港に集まったのは塩田小学校の3年生10人です。ヒラメの放流は地元の漁協青年部が、子どもたちに地域の漁業について知ってもらうとともに、淡路近海で獲れるヒラメの漁獲量アップを目指し、毎年行っているものです。
この日用意されたのは、およそ800匹のヒラメの稚魚。「ひょうご豊かな海づくり協会」の淡路事業場でふ化した稚魚は、およそ2カ月半、体長6センチほどになるまで大切に成育され、沖合に出た子どもたちは「大きく育て」と願いを込めて放流していました。
放流したヒラメは、順調にいけば1年で30センチほどの大きさに育つということです。