兵庫県香美町の小学校で10日、地元で取れた魚介類を使った食育の授業が行われ、小学生たちがスルメイカの一夜干しに挑戦しました。
スルメイカの一夜干しに挑戦したのは、香美町立佐津小学校に通う1年生と2年生の児童7人です。 香美町はおととし4月に全国で初となる地元で取れた魚介類の普及の促進に関する条例、通称「とと条例」が施行され、毎年10月を「魚食普及月間」に、毎月20日を「ととの日」と定めています。 調理して食べることで、地元の特産品のおいしさを子どもたちに知ってもらおうと、香住漁港で水揚げされたスルメイカ23匹が用意されました。 児童たちは「香美町とと活隊」の指導を受け、慣れない手つきでスルメイカを2匹ずつさばいていました。授業でさばいたイカは4時間ほど乾燥機で乾かした後、児童たちがそれぞれ持ち帰って味わうということです。