台風の影響で延期されていたベニズワイガニの初競りが兵庫県香美町の香住港で行われ、1日遅れで漁港に活気が戻ってきました。
午前4時。香住港に帰港した漁船から、次々と降ろされていくベニズワイガニ。
関西では香住港でのみ水揚げされるため、「香住ガニ」とも呼ばれています。今月1日に漁が解禁されましたが台風15号の影響で船が帰れず、4日予定されていた初競りが1日遅れで行われました。
初日の水揚げは8476キロと例年よりも少なめだということですが、ご祝儀相場もあり、最も高いもので1杯6万円の値が付きました。
ベニズワイガニ漁は来年5月まで、11月にはズワイガニ漁が解禁され、日本海に本格的なカニシーズンが訪れます。