1月27日、海上保安庁の練習船「いつくしま」が初めて神戸港に入港しました。
「いつくしま」は、2024年7月に広島県呉市の海上保安大学校に配備されました。
全長134メートル、総トン数は5500トンの海上保安庁で最も大きい最新鋭の練習船です。
今回は実習生を乗せて航海実習の一環で寄港しました。
「いつくしま」は、操舵室の真下に訓練する実習生が実際に船を操船できる実習船橋と呼ばれる部屋が海上保安庁で初めて導入され、実習生たちが訓練にいそしむ環境が整っています。
「いつくしま」の首席機関士 関吉佑亮さんは、「船乗りとしての航海技術や機関、エンジンの運用補修といった技術はもちろんだが、幹部海上保安官としての素養、安全管理や部下のマネジメント、幹部としての心持ちや気概を実習で学んでほしい」とコメントしました。