鳴門海峡の渦潮の世界遺産登録を目指すNPO法人のメンバーらが11月5日、兵庫県の淡路島を囲む3つの海峡近くで一斉に清掃活動を行いました。
この取り組みはNPO法人「うず潮を世界遺産にする淡路島民の会」などが主催したもので今回で4回目です。
清掃活動は鳴門海峡、紀淡海峡、明石海峡の3つの海峡近くの海岸で一斉に行われ、このうち鳴門海峡に近い南あわじ市の伊毘海岸には約500人が集まりました。
3つの海峡は渦潮の発生に関与していることが調査で明らかになっていますが、近くの海岸ではごみの漂流物が問題になっていて、参加した人たちは海岸の環境を守ろうと丁寧にごみを拾っていました。
また会場では古代の塩づくり体験なども行われ、参加した人たちは海の恵とともに環境の問題について学んでいました。