水平線から昇る朝日がだるまのように歪んで見える現象「だるま朝日」が、12日、淡路島の洲本港で確認されました。
淡路島の洲本市洲本港です。12日午前5時すぎ、水平線から朝日が姿を見せ始めます。
丸い太陽が水平線の上に現れると光が台座のようににじむ「だるま朝日」が確認されました。
「だるま朝日」は海水温と気温の差が大きいときに見られる蜃気楼の一種で、見える時間は数分もない一瞬の現象です。
この日は、遠くの島が宙に浮いたように見える「浮島現象」と重なったことから、洲本港から奇跡的に撮影することができ幻想的な風景となりました。
撮影に訪れた人は「だるま朝日が見れることはあまりない。年に数回」「撮れた!」と話していました。
この日の洲本の最低気温は10・6度で、撮影に訪れた人たちは自然現象の幻想的な風景を楽しんでいました。