兵庫県南あわじ市では、今月13日に天皇陛下から手渡されたタイの稚魚を、地元の漁業関係者らが海に放流しました。
南あわじ市の丸山地区は、地元で取れる鳴門鯛を、大正から令和まで、4代続けて天皇陛下に献上してきました。
11月13日には、「全国豊かな海づくり大会」のため兵庫県を訪れた天皇陛下から漁業協同組合の組合長にタイの稚魚が手渡され、19日は、丸山漁港に集まった地元の有志や漁業関係者らがおよそ400匹の稚魚を海に放流しました。
参加者たちは、元気よく海に帰っていく稚魚に声をかけながら、漁業の繁栄を願っていました。