淡路島の夏の味覚、ハモの豊漁を祈願する「鱧供養祭」が、兵庫県南あわじ市で開かれました。
南あわじ市沼島のハモは、皮がやわらかく、身が甘いのが特徴で、淡路島の夏の味覚として親しまれています。
「鱧供養祭」は、シーズンの到来に合わせて、沼島の旅館や観光施設でつくる「灘・沼島観光ふるさと会」が毎年開いているもので、沼島行きの船が出る港には守本市長や漁業関係者らが参列し、焼香を行いました。
この後、参列者は船で沼島沖にある上立神岩付近まで移動し、体長およそ1メートル50センチ、重さおよそ2キロもの大きなハモ7匹を海へ放って、今シーズンの豊漁と商売繁盛を祈願しました。
淡路島のハモ料理は鍋や湯引き、それにかば焼きなどさまざまな種類があり、10月末ごろまで楽しめるということです。