兵庫県南あわじ市の観光資源となりつつあるウミホタルについて広く知ってもらおうと、南あわじ市議会でプレゼンテーションが行われました。
このグラスの中で動く体長3ミリほどの小さな生物がいま南あわじ市の観光資源となりつつあるウミホタル。
南あわじ市議会で27日に、市内でウミホタルを研究する関口功さんが、出席した全議員18人を前にプレゼンテーションを行いました。
関口さんがウミホタルに微弱な電気を加えるとウミホタルが青く光りました。
ウミホタルは、東北地方から南の太平洋沿岸の砂地に生息する日本固有の生物で、エビやカニと同じ仲間です。
体内に蓄えた発光物質が水中の酸素に反応すると青い光を放ち幻想的な景色を演出します。
海のごみを食べてきれいにすることでも知られ、南あわじ市では阿万海岸や伊毘海岸などでよく見られるそうです。
南あわじ市では今後、このウミホタルを集客に繋げていきたいとしています。