姫路市の漁港では、地元の子どもたちが釣り人らにライフジャケット着用を呼び掛けるイベントが行われました。
姫路市の妻鹿漁港で行われたイベントには、地元の漁協関係者の子どもたちで結成された「安全推進少年隊」(LGC=ライフ・ガード・チルドレン)の4人が参加しました。
姫路海上保安部から海での安全を守る役割を任された子どもたちは、漁業関係者や釣り人らが海に転落する事故での被害防止を訴えるため、防波堤に大きく「ライジャケは家族にとっても命綱」という、ライフジャケット着用を訴える標語を完成させました。
第五管区海上保安本部によりますと、釣り中の事故は例年9月から11月にかけて多く発生していて、管内での過去5年間の統計では、ライフジャケットを着用するだけで転落時の死亡率が、半分ほどにまで下がることが確認されています。
このほか子どもたちは、防波堤で釣りを楽しむ人たちにチラシを配り、改めてライフジャケット着用を訴えていました。