冬の味覚の王様、マツバガニ漁が解禁となりました。日本海側の各漁港で初競りが行われ、柴山漁港ではご祝儀相場もあって1匹108万円の値がつきました。午前11時、兵庫県香美町の柴山漁港では、解禁に合わせて出港した9隻の漁船が次々と港に戻り、マツバガニを水揚げしました。 ことしは例年に比べてサイズは小さく量も少ないということですが、訪れた園児たちの声援を受けて、漁船は休む間もなく再びカニ漁へ向かいました。
この後、水揚げされたマツバガニは大きさごとに分けられ、仲買人の威勢の良い掛け声で競りにかけられました。この日の初競りではご祝儀相場もあって、1匹108万円を超える最高値が付けられました。 また、「セコ汁」300杯が200円で販売され、訪れた観光客らが美味しそうに冬の味覚を味わっていました。日本海のカニ漁はオスのマツバガニは来年3月20日まで、メスのセコガニが来月末まで行われ、京阪神を中心に出荷されるということです。